2022年6月9日木曜日

Michelson-Morleyのエーテル観測実験

送ってもらった資料の感想を伝えます。

 1.実験の紹介文の中で、私が特に気になった点です

 QT. 太陽がエーテルに対して静止しているとすると、

→これは、太陽が静止は静止しているのかどうかわからないですよね。

 

 QT. 太陽がエーテルに対して運動しているとなると地球の速度は大きくなる

→地球と太陽の動きから観測する地球の速度と、太陽系が持つ速度の合成という話になるから…。意味ないですよね。

 

「エーテルが気体、液体、固体、力学的に説明できないなどで行き詰まった」

と書いてあって、それも、エーテル否定説の大きな根拠らしいです。

しかし、

人間の知らない、まだ別の相があるんじゃないか?

その相との相互作用は既存の力学以外の法則が存在するのではないか?

という論に至らなかったのは、不自然ですね。


 Michelson-Morleyのエーテル観測実験自体は、以前私が精度に問題があるのでは?と言っていたのですが、どうやら干渉縞の観測で精度的には問題がないようです。この実験結果と今私が持ち合わせている知識から考えることは、

A. 光速不変の原理を表している

もしくは、

B. 地球がエーテルに対してトータル的に静止している

もしくは、

C.  AもBも実現している

のどれかじゃないかなと思います。


追伸)太陽系も銀河系の中を動いているし、銀河系だって動いているだろうし、そうなると地球がエーテル系に対してこの方向に動いているとか安易には言えないと思うので、Michelson-Morleyのエーテル観測実験でエーテル否定は難しいと思います。次回のテキストに書くのかな?また混沌としちゃうから、次回には入れないほうが良いかなと思ったりしています。短い資料にまとめてくれたのに、読むの大変でした。頭の劣化を感じます…。