「おおブレネリ」
スイス連邦(ロシア連邦と似ている名前ですね。)という国は、永世中立国で精密機械産業が発達しており、銀行業も非常に発達している国です。私は、スイスは永世中立国をうたいながら、お金に悪どく、武器も売る国として悪口をたくさん聞いてきました。私は、スイスの中立は白人の中での中立であって、有色人種は入っていないという認識を持っています。
まあ、立派な軍隊を保持しているし、結構な軍事大国ですね。それ自体は悪いわけではないのですが、あの偽善が好きでないのです。でも、古代では高床式の建物が建っていた、割合、日本に近い文化を有する地域であったようです。
位置から言ってもヨーロッパの中心でアルプスがある地域です。地図を眺めていて、その有能さから考えても、スイスがヨーロッパの中心的国なんだと気づきました。そして、彼らは、白人同士の戦争に加担できないということが理解できたのです。なるほど、だからスイスは永世中立国なんだと。
私、スイスはヒルティー(政治家)という偽善者の本を読んでからあまり好きではなかったのですが、ヨーロッパのリーダーとして守り手として、かつては悪党(オオカミ)と戦ったけれど、勝てなかった歴史が、オブレネリの歌詞に込められているのではないかと思うようになりました。ヨーロッパの岩戸が閉まってしまったから、羊飼い(領主)たちは羊たち(人民)を守れなかったのだと思うと切ないです。下記のスイス版歌詞の3番には、岩戸から出てきた神様の予言があります。
通常のスイス版歌詞
1.
おおブレネリ あなたのおうちはどこ
わたしのおうちは スイッツァランドよ
きれいな湖水(こすい)の ほとりなのよ
2.
おおブレネリ あなたの仕事はなに
わたしの仕事は 羊飼いよ
おおかみ出るので こわいのよ
or
おおブレネリ あなたの心はどこ
わたしの心は 山のかなた
なつかしふるさと スイッツァランドよ
3.
おおブレネリ 私の腕をごらん
明るいスイスを 作るため
オオカミ必ず 追い払う
4.
おおブレネリ ごらんよ スイッツランドを
自由を求めて 立ち上がる
たくましいみんなの 足取りよ
アメリカで作られた歌詞
1.
おおブレネリ(フレネリ)可愛い娘 君の家はどこ?
「私の家はスイスにあるの。木と石で出来ているのよ」
2.
おおブレネリ 可愛い娘 君の心(感情)はどこ?
「ああそれは」彼女は言った
「あげちゃったわ。でもまたうずくの」
3.
おおブレネリ 可愛い娘 君の頭(知性)はどこ?
「それもあげちゃったわ。心(感情)と一緒にね。」