2022年4月27日水曜日

自分にとっては音楽は演奏するものじゃなくて、元気をもらうものなのです。

  予備校の時に物理を教わった先生で、とても明るい先生がいらっしゃいました。物理をやる方は、どうしても内向きというか、インキャというか、そういう人が多いのにとても稀なケースだなと思いました。予備校ってひたすら問題を解くんですよ。だから基礎的なことは既習済みみたいな感じなのです。そういった部分では、理科の勉強は少し味気ないことになるはずですが、この明るい方の先生は、解答解説になんだかニコニコしながらとてつもない命題を入れ込んでくるんですよね。そして、気のせいか いつもまんべんの笑みでこちらに微笑みかけてくれて…。

 自分は心の中で、
「いや、この部分は蜂の巣的でして、突っついたら最後、永遠ループで高校で悩んで心の奥深くに沈めた疑問、これを知らなくとも点数は取れるから、いまはメンゴです!」と言いながら、ノートをとるわけです。
 理科系も好きだったのですが、まずは安定した会社に就職したかったんです。そのためにどうしても学歴が必要だったので大学合格を ひたすら念じていたんですよ。よそ見している暇はないというかなんというか。
 せっかく良い会社に就職できても辞めちゃったし、専業主婦ですが、あの先生の数個の命題が、今となっては近くにあるから不思議です。今から考えたら、その先生は未来人か宇宙人、いや生き通しの神様の代弁者でらっしゃったんじゃないかなと思うのです。だってオーラが…。

 原稿を見なくちゃいけないのに、家事をしなきゃいけないのに、やる気が起きないというか、少し元気が足りない時、音楽を聞いて鼓舞しながらやるんです。
 そして、一緒に鼻歌歌って、ヤサ エエエンヤーアサノ ドッコイショって、元気を出すんです。
 自分にとっては音楽は演奏するものじゃなくて、元気をもらうものなんです。